ほぼほぼイヌですが何か?
ワタクシは以前犬を飼ってました。
アメリカンコッカースパニエルという犬種です。
とてもヤンチャで愛嬌のいい犬でした。
彼女の晩年は、人間と同じように寝たきりになり、トイレなどの世話も大変でした。
いよいよ天国に召される時に「キャン、キャン、キャン」とひと吠えして、旅立ちました。
ムスメと今でもその時のことを話すと、ガラにもなくワタクシもムスメも涙ぐんで、また犬を飼うときは同じ名前の「リリ」にしようねと話します。
ちょっと暗くなったので、同じ飼い犬の話でも楽しい話をします。
実家に「チャー」というビーグル犬と芝犬のミックスがいました。
名前の由来は当時の店のスタッフがアイドルグループの「チャチャ」(勝俣氏が所属してたと思う)のファンでしたので、本来彼の名前は「チャチャ」と命名されていたのですが、メンドーなので「チャー」となりました。
で、毎年夏の盛りになるとチャーも暑いだろうという理由から、スタッフのサダピーがカットしてくれてました。
本来美容師は人間様をカットするのですが、彼の顧客にはチャーも加わっておりました。
ある年の夏に事件が起こりました…
いつもの様にサダピーがチャーをカットしていると、急にサダピーが腹痛を訴えてきました。
尋常でない痛がりでしたので直ぐに病院に連れて行くと、急性盲腸炎で即入院で即手術でした。
で、チャーですがサダピーみたいにベテランになると顔→体→尻尾と右半分をカットして、残りの左をカットするという工程で進めていたのですが、ちょうど右半分の尻尾までカットしたところで入院となりました。
結果チャーは右半分が、ほぼほぼ丸刈りで、左がボーボーで、まるでアシュラ男爵みたいになってます。
それでは可哀想ですし、散歩に連れてくのに恥ずかしいので、残りはワタクシがカットする事にしましたが、尻尾を全刈りしたところで、「クセー、ムリ」と早々に諦めました。
で、チャーはひと夏アシュラ男爵カットで過ごしたのですが、散歩中ケッコー注目を浴びていたので、本人は満足してたみたいです。
彼は16年生きました。
最後までシャンとしてて、散歩もしていましたが、老衰でした。
ワタクシも最期はチャーみたいに、旅立ちたいですね。